CSRの取り組み Corporate Social Responsibility
2013年1月29日
2013年 1月28日・29日 Team japan300 ボランティアレポート
施術の中で感じたことは、震災から2年近くたっているせいか、お仕事が忙しかったり、お買い物に行ったり通常の生活に戻られている方が多く感じました。
実際ケアを受けた方は高齢の方が多く、お風呂のことや、買い物、通院の不便さというのを感じました。
仮設のお風呂は枠が高いからとデイサービスであったり、買い物も、14時という中途半端な時間にしか来ない等、移動手段が限られる中で、自分の思い通りには過ごせないのだと思いました。
そんな中でも86歳のおばあちゃんが「それでも自分がやれることはやる!」とゆうたくましくて優しい方でとても印象的でした。
また徳を積みなさいと重みのあるアドバイスもしてくれました。
仮設内で人間関係の問題はかなり大きくなっているようで、ケア希望の方が減ってきた夕方から以前担当していただいていた方も交え、お話をさせていただきました。
沢山の問題が起こるようなのですが、現状としては集会所の使用方法でもめているようで、我々は来て良かったのか、と不安になりました。
共に話していた方には集会所を使うボランティアは一旦休憩し、年に1・2回のイベントのような形の方が、仮設の人たちの自立支援という側面でも、良いのではないかという考えもありました。
今後の活動について考えなくてはいけないと感じました。
最後になりますが、まだ手が届いていないところの復興が一日でも早く進むことを願います。