CSRの取り組み Corporate Social Responsibility
2012年12月5日
2012年 12月4日・5日 Team japan300 ボランティアレポート
活動中にボディケアを受けに来て頂いた方は笑顔で入って来られるのですが、その体に触れると硬くこわばっている方が多く、仮設住宅での暮らしがストレスとなり心身ともに疲れているのだと思うと心が痛くなりました。
施術中は、ずっと話をしている方や、夜 不安で眠れずにいたのか寝てしまっている方もいました。中にはボディケアを受けたいが足が悪くて会場に来れないという方もいたので、ご自宅に訪問し、施術をさせて頂きました。
2日間の活動終了後、被害にあった小学校や海岸沿いに視察に行くと津波で全て流され何も無くなっている景色を見て言葉が出ず、涙がこみ上げてきたり、災害の恐ろしさを感じました。
1年8ヶ月もたった今でも、この様な生活を送っている方がたくさんいる事、被害にあった地域の状況、処理しきれていない大量の瓦礫など目の当たりにし、胸が締め付けられる思いがしました。
テレビや新聞で報道されることも少なくなっている昨今、実際にボランティア活動に訪れる人たちも少なくなっているそうですが、仮設住宅に住む方々がボディケアのボランティアを楽しみに待っているということも、実際に訪れ知ることができました。
仙台駅へ向かう帰りの車中では、またボランティアに是非参加したいという気持ちで一杯になりました。
ボランティア活動を通して、我々リラクゼーションセラピストとしての「心」と「手の温もり」が相手に「安心」と「癒し」を与える事が出来る、素晴らしい職業なのだと再認識させられました。
このボランティア活動に参加させて頂いた経験を活かし、これからも心と体の癒しと養生をサポートしていきたいと思います。